人生100年時代を楽しむ、大人の生き方 Magazine

リアルとバーチャルの両空間で、グラフィック、アートを鑑賞する!「光るグラフィック展2」が開催中! 

 

 

クリエイションギャラリーG8を、 実空間(フィジカル)と3D空間(デジタル・バーチャル)で構成し、 両方の空間で同じ作家の作品を鑑賞する展覧会が3/28(木)まで開催中。
デジタル技術の進化やインターネット環境の変化により、 現実と仮想の境界がなくなってゆく中で、 「オリジナル」の所在はどこにあるのか、 現実空間と仮想空間のそれぞれに置かれたとき、 グラフィックはどのように存在するか。 会場で体験できる!

 

 

会場に入って2つの部屋は、 実空間の展示があり、 最後の1部屋は、 鑑賞者がコントローラーを使って、 3D空間内の作品を自由に見ることができる。

実空間と3D空間での見え方の違いや、 作品や空間の仕掛けなどもあり、 ぜひ両空間を行き来しながら作品を鑑賞できる。

 

 

 

 

企画にあたって
2014年に「光るグラフィック展」という展覧会を開催しました。

この展示ではグラフィックデザイナーとデジタルクリエイターにモニターまたはライトボックスを使って同じサイズ、 発光しているという共通フォーマットで作品を制作してもらい、 区別なく展示するというものでした。

「光るグラフィック展2」は、 実空間と仮想空間にフォーカスした展示を考えています。

 

 

展示構成は、 ギャラリー内に我々がセレクトまたは制作依頼をしたポスター、 絵画、 写真、 映像などの作品を展示します。 全く同じ展示空間を3D空間上にも作り、 実空間と3D空間の両方で同じ作品を鑑賞してもらいます。 3D空間の鑑賞システムは、 作家の谷口暁彦さんに協力していただきます。

近年、 現実とネットの境界は更に希薄になり、 その主従関係も曖昧になりました。

それに伴い、 作品のオリジナルの考え方も作家ごとに設定されるようになり、 必ずしも実空間に存在するものをオリジナルとはしない作品も増えてきました。

 

 

 

多様であることは良いことですが、 異なったフォーマットを同等に評価することの難しさも手伝って、 互いの関係性が希薄になりはじめているように思います。
私のようなデジタルメディアを中心として扱う者にとって、 グラフィックデザインの関心は視覚表現にあり、 それを支えるシステムや構造にクリエイションがあるようなデジタル作品を評価することは、 難しいと考えていました。

しかし対話を通じて感じたことは、 表現の問題設定の高度さであったり、 視覚情報から様々なことを読み取る能力など、 自分の未熟さを知る機会になりました。
その学びから直感することは、 それぞれのジャンルが設定した評価軸で表現を進化させていっても、 多様なクリエイションは生まれないということです。

それは、 ポスター、 デジタルサイネージ、 ウェブなど表示されるメディアの特性を考慮しながら緻密に設計された作品も、 一つのビジュアルが持つインパクトが様々なメディアを軽々と通貫してしまうような作品も、 両方が同時に存在している状態が理想的な多様だと考えるからです。

田中良治(Semitransparent Design)

 

 

 

 

 

展覧会概要
光るグラフィック展2
“Illuminating Graphics 2”

会期:2019年2月22日(金)~3月28日(木)
11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

会場:クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
TEL 03-6835-2260  http://rcc.recruit.co.jp/

主催:クリエイションギャラリーG8
企画協力:田中良治(Semitransparent Design) 谷口暁彦 萩原俊矢
展覧会URL  http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/201902/201902.html

参加作家
藍嘉比沙耶
exonemo
大島智子
葛西薫
亀倉雄策
カワイハルナ
北川一成
groovisions
小山泰介
佐藤晃一
Joe Hamilton
鈴木哲生
谷口暁彦
永井一正
永田康祐
Nejc Prah
長谷川踏太
原田郁
UCNV

 

 

第295回クリエイティブサロン
「光るグラフィック展2」の参加作家である谷口暁彦氏さん、 原田郁さんと、 ゲストに保坂健二朗さんをお招きして開催するトークイベント。

モデレーターは企画にご参加いただいた田中良治さん。 今回の展覧会のテーマである“リアル”と“バーチャル”の境界についてや、 作品のオリジナルの所在についてなどお話しいただく予定です。

 

日時:2019年3月20日(水) 7:10p.m.-8:40p.m.
出演:谷口暁彦 原田郁 保坂健二朗
モデレーター:田中良治
参加無料、 要予約(予約はギャラリーウェブサイトより)
定員:100名

ギャラリーツアー
田中良治さんと谷口暁彦さんが、 「光るグラフィック展2」の展示解説をいたします。
今回の企画についてや3D空間の制作背景など、 展示作品を見ながら説明していただきます。

日時:2019年3月13日(水)、 3月26日(火) 7:10p.m.-8:10p.m.(終了予定)
出演:田中良治、 谷口暁彦
参加無料、 要予約(予約はギャラリーウェブサイトより)
定員:40名

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

MOC 編集部

大人の生き方Magazine MOC(モック)編集部
芸術・イベント・自治体のニュースから厳選した情報のみをお届けします。

日本最大級のキャンプフェスが、今年も猪苗代湖畔の絶景キャンプ場にやって来る!!

GO OUT CAMP 猪苗代の開催が決定! 5月31日〜6月2日の3日間!会場となる天神浜オートキャンプ場から見る夕…

最後の写真集『俺 矢沢永吉』矢沢キャリア初となる展示会が4月から開催。

矢沢永吉最後の写真集『俺 矢沢永吉』が発売されることを記念し、 自身キャリア初となる 展示会『俺 矢沢永吉』 を開催す…

藝術国際都市 天王洲へ向けて。水辺と出会う日本文化とアート「TENNOZ AR…

「アートの島=天王洲アイル」本プロジェクトは、 「アートの島=天王洲アイル」を舞台に、 計7箇所で、 7人のアーティス…

若手クリエイターが集結して制作した、阿寒ユーカラ『ロストカムイ』。阿寒湖アイヌ…

アイヌ文化への国内外からの注目が集まる中、アイヌ文化を理解を深める目的で制作された、阿寒ユーカラ『ロストカムイ』。デジ…

重要文化財で地域のたからものについて語る、カルチャー・エンターテイメント! 2…

「日本を再発見しよう!」をテーマに、 全国の文化財等で特別公演を行う「ニッポンたからものプロジェクト-日本遺産×Liv…

鎌倉時代から続く「水海の田楽能舞」奉納。2月は、能楽の里 福井県池田町へ。

福井県池田町は、 室町時代ごろ制作といわれる古面が多数残されており、 戦前は能が奉納されていた神社もいくつかあることか…