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アラフィフ女性は、セックス の黄金期。開花する魅力をモテにつなげる秘訣とは? 麻未知花 氏 インタビュー【第1回】

 

 

人生を楽しむには、何歳になっても「恋愛」や「性」が欠かせません。けれどMOC読者層のアラフィフの前に立ちはだかるのが、体力の衰えや孤独、セックスレス、渇ききった心などなど……。「恋愛なんて自分にはもう……」「肌を重ねることに抵抗がある」「大人のSEXってどんなもの?」こういった悩みを抱えている男女はとても多いのです。心も体も満たされる「大人の恋愛とセックス」に関するアドバイスを伺うのは、恋愛セラピストにしてセックスカウンセラーの麻未知花さん。インタビュー第一回目では、心身に大きな変化が訪れるアラフィフ女性に焦点を当てながら、MOC編集長(アラフィフ)とライター(アラサー)が大人の恋愛事情について麻未先生にご指南いただきます。

 

 

──大人の恋愛を楽しみつつ幅広い方々のリアルな恋愛事情を取材しているそうですが、今年で53歳という麻未さんもアラフィフ女性のひとり。「女性は年齢を重ねると性欲が増す傾向にある」とまことしやかに囁かれています。麻未さんは取材を通してこの世代の性をどのように見ていますか?

 

私も更年期に差しかかって、女性の体の変調を実感しているところです。性についてというと……、女性はアラフィフあたりで性欲がアップするように思います。むしろ一番イイ年代じゃないでしょうか。特に42歳から48歳くらいまでが一番セックスを楽しめるかも。

取材でいろいろな方とお会いして、どんな風にセックスをしているかお聞きするんですけど、その六年間の年代に当たる女性って、大抵の人が楽しそうなんです。

 

──42歳からは『黄金の六年間』が花開くんですね。 ただし40代くらいからセックスから離れた人生を歩みだす人も少なくないのが実情です。せっかくの黄金期をもったいなく過ごしているのはどうしてなんでしょう。

 

同級生で集まると、セックスから離れている女性はこう言うんです。「人に見せられる体じゃなくなった」「この年齢でセックスは恥ずかしい」「面倒くさい」 大体がこの3つの理由にあるようでした。

そしてそういう女性たちは大抵、恋をしていないんです。でも私は皆さんに恋をしてほしい。セックスだけに捉われるのではなく、恋から始めてみましょう。

 

 

 

 

 

──恋愛から遠ざかっている女性が挙げがちだという3つの理由。なんだか自分の体や年齢に自信を持てなくなっているからかもしれませんね。まずは「恋」をする気持ちを取り戻すのが大切ということですが、恋愛モードに入るスイッチは何がありますか?

 

女性なら化粧や髪型を変えてみたりオシャレに気を配ってみたり。「キレイになった自分を見てほしい」という気持ちが芽生えたら、それがエネルギーになります。すると周囲の人が驚くくらい、女性って垢ぬけるんですよ。まったく知らない人が見ても「あれ、恋してる?」と気づかれちゃうことも。色気も滲み出ますし、表情や歩き方が変わります。軽やかな足取りで出勤して「おはようございます♪」と声が明るくなる女性はけっこういますよ~!

 

──キレイな自分を取り戻すことで前向きになれそうですし、それによって魅力も増す。モテるためにも自分のモチベーションをあげることって重要なんですね。ところでアラフィフの年代ですと家庭を持っている人が多いですが、ずばり女性って、夫に興味を失ったら恋愛や性の対象として見ることはなくなってしまうのでしょうか?

 

ほぼない、と言っていいですね! 人としての絆は確かにあるのに、夫がセックスの対象にならないというケースは珍しくありません。

 

──男性からするとショックな指摘をいただきました。そうなると既婚者が恋やセックスの相手を見つけるのは、一筋縄ではいかないように思えます。アラフィフの出会いって、どんなものがあります?

 

女性が相手を探すなら、出会い系がほとんどです。セックスが目的であればお互いマッチングはしやすいですね。そのほかでは友達の紹介というパターンもありますが、「既婚者合コン」って知っていますか? 普通の合コンの既婚者バージョンです。参加者は40代が多くて、45歳~50歳過ぎくらいがメインでしょうか。

 

──えっ。参加者の皆さんは素顔でいるんですか? 仮面をつけていたり……?

 

皆さん素顔ですよ(笑)。子育てがひと段落して、自分の時間を持っている人たちが既婚者合コンで相手を探すんです。既婚者だけが参加します。

 

 

 

 

──意外にオープンなんですね。大人の社交場って奥が深い……。けれど足を踏み入れるにはためらってしまいそう。恋愛にご無沙汰な人たちからするとハードルが高いかもしれませんね。

 

そのほかですと趣味がきっかけになることが多いです。テニスやサーフィン、バレーボールなど男女どちらも参加できるようなものがいいですね。私はゴルフが好きですが、男性とも親しくなれる趣味のひとつです。

そういうコミュニティーにいると会話をする機会がやってくるでしょう。会話のポイントは、自分を知ってもらうためにすること。女性は、自分の好きなものごとを会話の中でアピールしてみてください。そうすることで男性は『あ、こういう食べ物が好きなんだな。じゃあ、あのお店に誘ってみよう』と作戦を立てやすくなるんです。会話が続くようでしたら、相手が興味を持ってくれているということですね。

会話をしている時の男性の表情や瞳の輝きを注意深く観察して、変化を見逃さないようにしましょう。男の人って、自分の得意なことがトピックになっていると会話が弾みますし、楽しそうですよね。そういうところに気をつけていると、仲良くなりやすいです。

 

──たしかに女性の好きな食べ物や映画、イベントなどがわかっていると声をかけやすいです。男性にあらかじめ自分の情報を与えておくと、進展が期待できるんですね。

 

そして会話中の仕草もポイント。さりげない肌みせは効果があります。脚を組みかえたり、『あなたの話しを興味を持って聞いてますよ』と前のめりになってデコルテラインを見せたり。ロングヘアーの女性であれば、髪を結んでうなじをチラ見せするのも魅力的ですよね。

男性がドキッとする仕草のひとつに「女性の腕の“内側”をチラ見せする」というものがあります。会話に夢中になりながら、ふと二の腕の内側を見せましょう。髪をかき上げたり、二の腕をさわったり、あくまでさりげない流れで。そして男性の視線を感じたら、二の腕をすっと隠してください。

 

──隠しちゃうんですか?

 

隠したものは見たくなる。セックスでも、恥ずかしげもなく脚を広げられたら案外そそられないことがあるでしょう。『キレイな肌だなぁ』と思わせておいて、隠すんです。

 

隠して魅せるワザあり仕草

・脚をさりげなく組みかえるクロスの動き

・デコルテラインは会話が盛り上がった瞬間が魅せどき

・まとめ髪で滑らかなうなじをアピール

・二の腕をチラ見せさせるファッションもGood

 

 

 

 

──心理戦ですね~。全身ツヤツヤに保つためのケアをするのは大変ですが、二の腕、デコルテ、脚など部位を絞っていけば何とか頑張れそうな気もします。

 

ここからさらに二人の仲を縮めたいなら、「ツンツンタッチ」がおすすめです。

 

──ツンツン?

 

ボディタッチですね。人差し指で男性の体をツンツンするんです。この時のポイントは、遠くからタッチを始めること。

 

心の距離を縮める「ツンツンタッチ」の心得

一.ツンツンは遠くから始めること。おススメは、ふともも→腕→ほっぺ の順で下から上へ

二.さりげなく不意を狙ってツンツンすると、ときめき度がアップ!

 

ふとももツンツンはドキドキさせられますが、ほっぺをツンツンされるとなんだか嬉しくなりませんか? 女性特有の母性本能を感じさせるタッチでもあります。ツンツンタッチはお酒の席以外でトライしてみても大丈夫。むしろ何気ないときにツンツンされると、男性は「かわいい女性だな」と好感を抱くことがあります。男性が気を抜いている瞬間や視線をはずしたタイミングで「ツンッ」としてみてください。

 

──『俺のこと好きなの?!』と、勘違いしてしまいそう……。恋愛の上級者向けのテクニックのようにも思えますが、やってみたら予想以上にお互い楽しくなる……かも!

 

男性はどんなデートに女性を誘おうか悩むことがあると思います。気になる人をお誘いするときには、女性の好きなものを提供するよう心がけてみてください。つまり、テンションをあげさせるんです。たとえばデートでおいしいもの食べたらテンションがあがり、その後のセックスも楽しくなることがありますよね。『足を開くには、まず心を開くことから』です。

 

──心が先の関係性が理想的ということですね。トラブルを避けることを基本としつつ、アラフィフ女性におすすめのお相手はどんな人でしょう?

 

年上でも年下でもいいと思います。アラフィフって微妙な年齢なんです。若さが持つパワフルさが欲しいし、年上の安心感も心地よい。年上なら自分もさらけ出せるし、気負わなくていいものですから。

ホント、アラフィフって欲張り世代! 年上だろうが年下だろうが恋やセックスを楽しめるいい年代です。

 

 

 

 

──アラフィフの女性が気持ちよくセックスができたら、人生100年時代の道のりも明るく思えますね。セックスを楽しむためにも、女性がしておくといいことってありますか?

 

まず、マスターベーションをすること。時間帯も大事です。朝、起きたときにしてみましょう。体を起こす前にベッドで始めるといいですね。朝のマスターベーションで濡れやすい体づくりをするんです。クリトリスをさわるだけでもOK。我慢ができなくなったら指を入れるなど進んでみてください。そうすることで感度がよくなり、セックスをより楽しめます。

なぜ夜より朝なのかというのには理由があります。夜は日中の疲れがたまっているので、性欲も弱くなりがち。朝起きたばかりの頃合いってまどろみに包まれていますよね。そういうときにマスターベーションをして、気持ちのいい波に呑まれてしまいましょう。

 

──朝の準備でバタバタしてしまうこともありますが、大人の女なら早朝だろうが余裕を持つべきですもんね……! 継続した方がいいのでしょうか?

 

やってみたらこれが日課になるんです。芸能人の女友達にもおススメしたところ、彼女は実践してくれただけでなく「性欲がアップしてきた。教えてくれてありがとう!」と喜んでいましたよ(笑)。

恋の始まりの会話も、セックスで感じる場所も、まずは『自分が好きなこと、気持ちいいと感じること』を知るところから。大人の恋愛って、自分のことをわかっているからこそ相手のことも思いやることができる。そういう風に始めてみたら、恋愛もセックスもとても楽しくなりますよ。

 

恋愛に臆病になったり、セックスに逃げ腰になっているアラフィフの皆さん。同じ悩みを抱きつつも一歩踏み出している人はすでにいて、恋愛やセックスを堪能しているようです。まずは恋をしている時のトキメキを思い出して。それから徐々に心と体のコンディションを上げていきましょう。次回インタビューではさらにディープなアラフィフ恋愛事情をお届けします。

 

文:鈴木舞 イラスト:町田李句

 

 

 

 

モテるアラフィフ男性の秘訣とは? 恋愛成就に欠かせない TOP3! 麻未知花 氏 インタビュー【第2回】

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

麻未知花

作家・恋愛セラピスト・セックスカウンセラー。
FMラジオのパーソナリティ、医学会秘書などを経て、
2008年、エイズ予防啓発活動であるレッドリボンに参加。
自らの経験と恋愛セラピストとしての豊富なカウンセリング経験をベースに、作家活動を開始。
『週刊SPA!』、『週刊現代』、『週刊実話』、『週刊アサヒ芸能』、『大人の流儀』などの雑誌に出演・寄稿するかたわら、単行本、電子書籍を執筆。
著書に、『いつも我慢しています』(リーダーズノート出版)、『秘密のセックス』(リーダーズノート出版)、『女が欲しがるセックス集』(笠倉出版社)、『エッチな大人の愛し方』(CLAP)『真実の愛を引き寄せるセックスの法則』(CLAP)、『素敵な熟年期』(KKロングセラーズ)、『50代から楽しむセックス』(笠倉出版社)、『リアルLOVE・リアルSEX』(無双舎)、『LOVEセラピー』(TOMOKA名義・KKロングセラーズ)がある。

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