人生100年時代を楽しむ、大人の生き方 Magazine

英雄豪傑の書状が今!!織田信長や豊臣秀吉、徳川家康らの書状5点を本物と確認。

 

 

豊橋市図書館は、 江戸時代末期に町人らが設立した私設文庫「羽田八幡宮文庫」の旧蔵資料(羽田八幡宮所蔵)である。

豊橋市図書館が、同市の羽田八幡宮文庫の旧蔵資料を調査。

収蔵する織田信長や豊臣秀吉、 徳川家康らによる書状5点について本物と確認されたことを発表した。

さらに、足利義詮や徳川光圀の書状も所蔵。

 

 

【羽田八幡宮文庫について】

羽田八幡宮文庫は、 嘉永元(1848)年に、 神主の羽田野敬雄や町人らによって設立された私設文庫。

書籍の閲覧だけではなく、 無料で貸し出しも行っており、 近代的図書館の先駆けとなる文庫として知られている。

 

 

【旧蔵資料一覧】

1.足利義詮書状

室町幕府の2代将軍、 足利義詮が仁木義長(推定)に宛てた書状。 長谷城が陥落したことを祝う内容が記されている。

 

 

 

2.大和筒井順慶宛朱印状

織田信長が大和郡山城主の筒井順慶に出した朱印状。

天正5年9月、 松永久秀・久通親子が石山本願寺攻めから離脱し、 反旗を翻して籠城した際に「明智光秀を丹波に派遣するよう申し付けた。

大坂城への通路の警備や夜の待ち伏せなどに油断しないよう」と指令したもの。

 

3.羽柴備前宰相他覚書

豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に、 宇喜多秀家、 細川忠興、 長谷川秀一に宛てた覚書。

「明まで攻めに行くことになるので、 道や橋などを整備しておくように」「高麗(漢城)から明までの間の城は先に行った者たちが造ったので、 海を渡ったら城の番をするように」などと詳細に指示している。

 

4.上杉景勝(推定)宛書状

徳川家康が中納言(上杉景勝と推測)へ送った手紙。

「鴨鷹が欲しいと聞いたので、 すぐに持って行きます」という内容が記されている。

5.徳川光圀書翰

津田木工権頭からの手紙と求肥飴に対する礼状。

「寒いけれど、 元気そうで何より」と書かれています。

 

 

【羽田八幡宮文庫と豊橋市図書館】

文庫は明治40(1907)年頃に閉鎖され蔵書は売却されますが、 明治44(1911)年頃に神主の大木聟治が私財を投じて買い戻し、 約10,000冊のうち約9,200冊を回収。

その後、 大正2(1913)年1月に、 これらの蔵書を買い取って開館したのが豊橋市図書館。

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

MOC 編集部

大人の生き方Magazine MOC(モック)編集部
芸術・イベント・自治体のニュースから厳選した情報のみをお届けします。

嫌煙の時代、タバコが文化を牽引した時代を見つめる企画展。明治期のポスターから名…

たばこと塩の博物館では、2019年12月14日(土)から2020年2月16日(日)まで、「たば塩コレクションに見る ポ…

古代日本から令和へつなぐメッセージ。大嘗祭を機に、阿波忌部氏の軌跡から平和と共…

古代日本はどこで生まれたのか。どのようにして島国の地方に大和朝廷の影響力が及んでいったのか、謎の一族・阿波忌部氏の働き…

チームラボが提供するインタラクティブな歴史体験。天正遣欧少年使節をテーマにした…

長崎県大村市に開館する「ミライon」内の大村市歴史資料館に、 インタラクティブな体験で天正遣欧少年使節について学べる作…

大嘗祭から紐解く古代日本成立の謎! 忌部氏を追った先に繋がった、邪馬台国への扉…

新時代令和が始まった2019年。来たる11月には大嘗祭が開催されるということで、日本列島各地で準備が行われています。日…

横浜開港160 周年を記念し、横浜美術館では、9月21日より開港をテーマにした…

本年開館30 周年を迎える横浜美術館では、 9 月21 日(土)より、 横浜開港160 周年をテーマに据えた二つの展覧…

国宝久能山東照宮を3Dスキャナーで計測撮影!400年を超える歴史の中で、初めて…

久能山東照宮御社殿(国宝)の外観を計測撮影。久能山東照宮創建400年を超える歴史の中で、初めての試み。御社殿は漆塗特有…