人生100年時代を楽しむ、大人の生き方 Magazine

アフターコロナの時代、世界の若手写真家136作品に新たな時代を託す「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」を7月1日開催!!

 

 

清里フォトアートミュージアムは新型コロナウイルス感染防止のため開催を見送っていた「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」を、7月1日より開催する。

 

本年はK・MoPA開館25周年にあたる。

当初は、開館記念日(7月9日)に併せて館長であり写真家である細江英公の回顧展を準備していた。

しかし、世界中が困難に直面する現在、発表の場を失い苦闘する、世界の若手写真家たちの情熱の灯火を絶やさないことが、K・MoPAにできる最善のことと判断し、細江英公展を来年に延期。

「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」を開館25周年の夏に公開。

若手写真家たちに新たな時代を託すことした。

 

 

文化貢献活動、ヤング・ポートフォリオ(YP)とは

K・MoPAの基本理念の中でもっとも重要な活動は、開館以来四半世紀にわたり継続しているヤング・ポートフォリオ(YP)。

YPは「写真を通じて世界の青年を育てる」文化貢献活動です。毎年一回、世界の35歳までの写真家の作品を公募。

第一線で活躍中の3人の写真家に選考委員を委嘱、優れた作品を厳選し、後世に遺すためにパーマネント・コレクションをしている。

世界でも類を見ない活動として、今やYPは国境を越え、若手写真家の登竜門となっている。

これまで世界77カ国の約1万人、13万点以上の応募作品の中から、46カ国、約802人による6,241点の作品を永久保存している。

 

 

2019年度ヤング・ポートフォリオ展

当館が毎年開催してきたヤング・ポートフォリオ(YP)展も、25回目を数えた。

本展では、東欧、アジア全域から日本まで、2019年度に応募された22カ国、152人の3,848点から厳選された、22人による136点のプリントを一挙に公開。

 

 

2019年度ヤング・ポートフォリオ展 データ

選考委員  :川田喜久治、都築響一、細江英公(館長)

作品募集期間:2019年4月15日~5月15日

応募者数  :152人(世界22カ国より) 応募点数:3,848点

購入者数  :22人(国内10人・海外12人/8カ国・二重国籍を含む)

日本/マレーシア/ベラルーシ/中国/韓国/

台湾/ポーランド/ロシア

購入点数  :136点(全作品を展示いたします)

1995年度から2019年度までに作品を収蔵した作家の総数:802人(46カ国)6,241点

 

 

特別展示

2019年度YPに加えて、その選考にあたった3人の写真家が青年(YP)期に制作した作品を展示する。

川田喜久治(5点)、都築響一(5点)、細江英公(館長/5点) *すべて当館蔵

 

さらに本年は、開館25周年を記念して過去の偉大な写真家の青年(YP)期の作品も展示いたします。 *下記はすべて当館蔵

7月1日(水)~8月31日(月)  ウィリアム・クライン (10点)

9月2日(水)~10月5日(月)  ロバート・フランク (10点)

10月7日(水)~11月8日(日) アンドレ・ケルテス (10点)

YP作品は、若い写真家の生きた証そのものです。すぐれた芸術家は、青年期に自己の個性を確立し、生涯の代表作を生み出し、新たな時代を切り拓いてきた。

K・MoPAは、芸術における青年の価値を世に問い、彼らが作品に込めた生命の息吹を感じ欲しいと願う。

 

 

緊急事態宣言下に動画とデータベースを公開

本年4月の緊急事態宣言下、当館は、ホームページを通じて写真の世界に触れ、楽しんでいただけるよう、展覧会場の動画を作成し、また、1995年~2019年度ヤング・ポートフォリオにより収蔵した全作品を閲覧できるデータベースを公開した。

宣言が解除された現在も、多くの方々に“ヴァーチャル美術館”を楽しんでいただけるよう、引き続き下記を公開中。

 

1.「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」の全作品を画像で公開中

(収蔵年度で探す→2019)

本展の全作品を当館ホームページ内データベースで公開中

 

2.「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」の展示風景を3本の動画にまとめ公開中

本展の展示風景のほか、過去に制作した映像是非。

 

3.開館以来25年継続したヤング・ポートフォリオ収蔵作品を公開中

当館が四半世紀にわたり収蔵した、世界の若手写真家の作品を閲覧ください。

時代や世相の変化、文化の多様性、作家の個性など、自由に感じていただければと思います。

 

 

【開催概要】

展覧会名:2019年度ヤング・ポートフォリオ展

会期  :2020年7月1日(水)~11月8日(日)

休館日 :毎週火曜日、但し8月は無休 *祝日は開館

会場  :清里フォトアートミュージアム

所在地 :山梨県北杜市高根町清里3545-1222

開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

*ただし、8月は10:00~18:00(入館は17:30まで)

入館料 :一般 800円 学生600円 高校生以下無料

家族割引 1,200円(2名~6名様まで)

*当面の間、団体の受入れは休止

 

【交通のご案内】

車にて:中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分

JR  :中央本線小淵沢駅にて小海線乗り換え 清里駅下車、車で約10分

展示内容の詳細は、当館ホームページの「現在の展示」 をご覧ください。

 

コロナ危機への対応と、新しい公募のかたち ~データとプリントのハイブリッド~

公募「ヤング・ポートフォリオ」は、1995年以来、世界中から清里に郵送されるプリントによる選考を行ってきた。

しかし2020年度YPの募集を開始する4月を前に、126の国と地域で空輸が停止され、従来の方法を続行することは不可能となった。

そこで、データ作品の募集システムを導入すると同時に、郵送が可能な国からは、これまで通りプリントの応募を受付けることに。

データとプリントの双方を募るハイブリッド化に着手した結果、2020年度YPの応募人数は昨年より増加、新たな国からの応募もあり、困難な状況にあっても真摯に写真と向き合う、若手写真家たちの熱い思いを感じた。

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

MOC 編集部

大人の生き方Magazine MOC(モック)編集部
芸術・イベント・自治体のニュースから厳選した情報のみをお届けします。

新型コロナウイルス 感染拡大防止のため、開催を延期されていた「大和文華館開館6…

60年前の「開館記念特別展」を再現します。 国宝4件、重要文化財17件を含む名品を一挙公開。「大和文華館開館60周年記…

工芸性をテーマに、職人の真髄を問う企画展「SHOKUNIN」。京都伝統産業ミュ…

今年3月にリニューアルオープンした京都伝統産業ミュージアムでは、 2020年7月4日から8月2日まで、 開化堂|八木隆…

新型コロナウイルス感染症の影響によりアート活動が制限される中、文化庁初のオンラ…

新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外で展覧会や芸術祭、アートフェア、公演の延期や中止が続く今。再び日常への一歩…

フラワーデザイナー木村亜津の作品展が 2020年7月より開催中!!

「CASE: 30 strolls AZU KIMURA」2020年7月1日(水)~7月28日(火)開催国内外のクリエ…

現代アーティストが鎮守の杜に想いを寄せた作品が集結する「神宮の杜芸術祝祭」。7…

明治神宮の杜を舞台とした芸術と文化の祭典「神宮の杜芸術祝祭」。3月から開催中の野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)…

代表作「同級生」のヒットで知られる中村明日美子。デビュー20年を記念する大規模…

2020年秋に池袋PARCO 本館7F・PARCO FACTORYで「中村明日美子20年展」が開催。 本展は、 代表作…