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ダイエットで絶好調ボディを手に入れ、理想の婚活を成功させた秘訣とは?

 

 

食事制限とツラい運動はダイエットの代名詞。

ところが「痩せたいのに痩せない!体重が減らない!」と嘆いている人は多いはず。

悩めるダイエッターの駆け込み先、プロポーションドクターの蓮水カノンさんは「体を診れば、何を食べているかわかる」と力説。

それもそのはず、約2万人のボディデータを分析し、自らの肉体を実験台にしながら「理想の体型を手に入れる」方法をあみだしてきました。

大失恋を経て美しいスタイルをゲットした蓮見さんですが、実は男性恐怖症の恋愛下手なのだとか。

恋活、コンプレックス、婚活、老後など「幸せってなんだろう」という人生哲学や、最新刊『下半身からやせる食べ方』情報など盛りだくさんのインタビューをお楽しみください。

 

 

 

 

──2019年3月に『下半身からやせる食べ方』を出されましたね。今までの本とはどんな違いが?

 

内容としては、下半身痩せに特化しています。

具体的な食生活から、ダイエット終了後の過ごし方など、実践的な内容まで含んでいますよ。

体験者の声も盛り込みました。

それと、今回の本は文字量・情報量が多いですね。

今までの私の本って、絵やマンガで表現する割合が多めでした。

「最近の人は活字を読まない」と出版社が思い込んじゃっているのかな、と思うんです。

出版不況といわれていますし、インターネットに情報は溢れていますが、いい本は買って読まなくちゃ!

今回の本は、いい情報をかなり詰め込んでいますよ!

 

──データオタクの蓮見さん渾身の一冊ですね! 悩めるダイエッター必読になりそう。

 

食生活を比べて分析すると、体型の悩みごとに、食べ物の偏りが明らかでした。

特定の食材が部分太りに影響があるのではないか、分かっているんです。

 

 

 

 

──ぱっと思い浮かぶのは「高カロリー、高糖質」ですね。あれ、具体的に思い浮かばない……

 

わかっているつもりでも、「なんとなく」でしょう? 私はいろいろな方の食事の記録を見てきました。

食事って、本当に人それぞれで違うんです。同じように、お腹ポッコリ、脚が太い、二の腕タプタプなど体の悩みもさまざま。

たとえば昔の私、お腹ポッコリだけど脚や手足は太くなりにくい。

逆に、手足に肉がつきやすいけどお腹は太くなりにくい人がいる。

私と彼女たちの食生活を比べて分析すると、特定の食材の影響があるのではないか、ということが見えてきました。

ですから、普段の食事の記録を、いつ、何を、どれくらい食べているかという具体的な食べ物、食べ方とあわせて子供の頃から、どういった食事をしてきたかも、記録して蓄積してきたんです。

 

 

──子どもの頃の食事まで?! 徹底的に情報収集と分析をするんですね。

 

脚が太る理由は、食事の記録や食生活の比較でわかっていました。

でも実際にどうすればきちんと脚痩せ効果が得られるのか。そこが問題です。

「脚痩せは難しい」と思い込んでいました。研究もそこまで力を入れていなかったんです。

でも「脚が太いせいでとても辛い!脚だけがなぜか太りやすい」と切実な悩みを吐き出してくれた人がいましたから、「これはなんとかしたい。研究をサボってる場合じゃないぞ!」と気持ちを切り替えて・・・でも、細くする方法が分からない。

今までの経験から、太くなる理由はだいたい予想がついていたんです。

脚痩せを叶える方法をハッキリと掴むために・・・自分の脚を太くすることから始めました。

 

──ぇえ~!まず太るところから?!

 

脚が太るということは、いろいろなものがつまる原因が脚にあるということ。

試しに、太もものあたりを締め付けて生活してみたら、一週間で3~5cm脚が太くなりました。

次に、この溜まったものをどうやって体から抜かそうか。

これを実践すればいいわけです。

 

 

 

 

──真似してはいけません、という注釈をつけたくなる実験ですね……!

自らの肉体を酷使してでも、原因、方法、結果を実証せずにはいられないとは。探求心がすごいです。

 

安全かつ効果があることを実感したら、人に試してもらう段階に入ります。

2週間くらいチャレンジしてもらうと、みなさんの脚がガンと細くなりはじめました。

 

──そこで判明した、脚が太る生活とは一体?

 

食生活の影響は大きいですよ。チョコレート、ヨーグルト、アイスクリーム……。私はこういう食べ物が好きじゃないんです。

脚が細い人もあまりこういう食べ物を好まない傾向がありますね。でも脚が太い人は毎日食べています。

「チョコレート3粒」とか、少量に思えてもです。

では私がこういう食べ物を食べたら太るのか? 仮説をたてたなら、やらなければ気が済みません。

 

──やったんですね(笑)!

 

実験がスタートしました。

苦手なチョコレートを毎日食べる……、きつかったですよ~!

そんな食生活を続けてみたら、脚が太くなってきたわけです。

 

 

 

 

──体型の悩みと食生活の関連性を、より詳しく追及したんですね。

 

どんな体型になりたいのか、そのためにどうすればいいのか。これを知ることは大切。

そして私が提案する方法とは「満足度を昨日より1点あげるにはどうするか?」というメソッドです。

だってね、1点あがっているのに気づいていない人が本当に多いんですよ~!

階段をのぼっている人は、足元の一段が目に入っていないものです。

だからこそ私が記録をつけるのをサポートしたり、「以前より0.1mm細くなっていますよ!」と声をかけたりしていきます。

 

──ダイエットというと、つい体重を追ってしまいがち。自分の体の変化には鈍感かも。

 

みなさん、体型からいろいろなことがわかってしまうものなんですよ。

体を見ればその人の食生活や悩み、人生観も見えてきますから。

 

──え~!

 

家族や友達同士で体型が似ていることってありますよね。

現在のみならず過去の人生経験が似通っているというケースは多いんですよ。

生徒さんの体型変化を見て「最近、こんなことが起こったんじゃないですか?」と尋ねたら大当たり、ということも。

体が出す数字や感触から伝わってくるものはたくさんありますね。

自分では気づかない疲れや栄養不足、もしくは水の飲みすぎなどがきちんと体型にあらわれます。

つまり、決して体重だけが指標ではないということ。

そういう気づきを得られるように、私がお手伝いさせてもらっています。

体とのコミュニケーション不足解消のお手伝い、という感覚です。

 

 

 

 

──体型と人生はリンクする……。ということは理想の体型に近づけば、人生も?!

蓮水さんは理想のプロポーションを手に入れてから人生に変化はありましたか?たとえばモテ期到来とか?

 

モテ期はあったのかもしれないんですが、私、ちょっと男性恐怖症なんですよ。

 

──意外! 華やかで気さくですし、お話しも魅力的なのに。

 

女性としてみられているのがわかるとガラガラガラガラ~っとシャッターを閉めてしまうんです。

自分が男であるかのように振る舞ったり・・・。

若いときは特にそうでした。

だけど38歳の頃、本を出版できるなど仕事がある意味ひと区切りしたと感じたんです。

そしてふとこんな統計結果が頭に入り込んできました。「男性は自分より5歳以下でないと恋愛対象として女性を見ない」

私が40歳になったときの「45歳の男性」って、どんなだろう・・・。

それを想像してみたら「今しかない!」と(笑)。

その瞬間からの一年は「女性・蓮水」の開店です。

 

──おぉ~(笑)。どんな行動をされました?

 

いろいろな男性と会うようにしてみました。だけどうまくいかなかったんです。

合コンで最初に自己紹介しても「青山でサロンを開いていて本を出版してます」と言うと、引かれちゃって。

みんな敬語になるんですよ。

「社長!奢ってください」って。あたしよりイイ男いないのかも・・・と、落ち込みましたよ!

 

──気風のいいアネゴ肌ですし、トーク力があるから(笑)。

 

(笑)。かといってお見合いで「ご趣味は?」という風に男性と二人きりで話すのも怖い。

初対面はなおさら緊張しますから、頭痛がしたり吐き気がしたり体に拒否反応が出たことも。

 

 

 

 

──当時はアラフォーですよね。理想のプロポーションをゲットしてポッコリお腹とはオサラバ。

経済力があり仕事も順調だった蓮水さんが、結婚したいと思ったのはなぜでしょう?

 

人生で怖いのは、「ひとりぼっちの老後」だと思ったんです。

綺麗な体をキープして、お金もきちんと稼いでいる。

だけど、70歳80歳になった自分がひとりぼっちだとしたら・・・。

その未来を想定したときに、恐怖を感じました。

たしかに結婚して人と深く関わり合うのは面倒でもありますね。

でも、ひとりの寂しさと面倒くささ。どちらを取るか・・・。

答えはハッキリしていました。「孤独はあり得ない!無理!」

 

──そんななか、旦那さんと出会うわけですが第一印象はどうでした?

 

旦那さんに出会って一緒に過ごしてみたら・・・。

「この人といると、お腹が痛くな~い。頭が痛くな~い。すごいラク~!」って。

 

──すっごくうらやましい……!理想の相手を出会えたんですね。

 

一緒にいてもまったく辛くないんです、リラックス。

ドライブをしていたら眠くなってきたり、疲れがとれたり。

「世の中にこんな人がいるのか!」と衝撃を受けました。

私はそれまでず~っと気を張って生きてきたし、人間関係も苦手だったからそれはもうびっくり。

一緒に食事をしているときも楽しいですね。旦那さんは「食べるの大好き!寝るの大好き!」という人。

幸せそうに食べるし、幸せそうに眠るんですよ。

リビングでゴロゴロしている旦那さんを見て、私の人生に「くつろぐ」というひとときが生まれました。

それから食の楽しみも。

1日1食も食べないとか、野菜しか食べないなど、痩せなきゃいけないと思って無茶なダイエットをしていた過去がありましたし、胃腸が強くなかったので食の楽しみなんて知らなかった。

刺激の強い香辛料だって苦手でした。

けれど旦那さんと一緒に外食するようになったら、トンカツ、天ぷらって美味しい、香辛料は苦手だけど欧風カレーなら食べられる!おいしい」と、食事が本当に楽しくなりました。

旦那さんが食べることの喜びを教えてくれたんです。

私自身、生大根ダイエットで便秘解消をして、胃腸の調子を整えられたというのもよかったですね。

 

 

 

 

──ダイエットって痩せるだけが目的ではないんだな、と痛感するエピソードです。

 

笑顔のない体調不良のギスギスしたブス。それが私の20代の姿でした。

原因はお腹の不調にあったとも思うんです。本当に何を食べてもおいしくなかった。

考え方もカチカチで、人に対して上から目線。

お腹の調子を整えることの重要性に気づき、生大根ダイエットに行き着いて便秘解消してからは、自分自身に大きな変化が起こりましたね。

お腹の調子がよくなったら快適でしょう?

ちゃんと出せる元気なお腹になったら、ちょっとぐらい悪いもの食べたって太らなくなります。

オナラも出なくなるし、トイレも臭くなくなる。

体調がいいから、楽しい時間や心の余裕ができるので、笑顔でいられる。

楽しい時間や心の余裕を持つことで、笑顔でいられる。

そうすれば私はもちろん旦那さんも幸せだよね、という勝手な解釈をしています(笑)!

 

──いえいえ。まさにそうですよ。不調を抱えていると、人にやさしくなれないですし、つい八つ当たりしてしまうことは珍しくありません。

 

体調がよくて快適であれば、人生が楽しくなると思いませんか?

旦那さんと一緒にとる食事、すっごく楽しい!

 

 

 

 

──蓮水さんの人生、ものすごく充実してるじゃないですか……!

生きるうえで食事って欠かせませんし、そこにストレスを感じたくはありませんよね。

 

おいしく食べるために必要なのは、幸せな状態でいられる食事の限度量を知ることから。

食べても絶対に太らない食材はありません。水さえ空気さえ、太る可能性をはらんでいます。

でも「限度量」さえ知っていれば大丈夫。

ちょうどいい量を知って、そのなかに食事量を収めてさえいれば「理想体型ゾーン」を保てます。

そうすることで、自分の体型への満足度を高い水準でキープできますよ。

 

──「もっと痩せたい」は共感度は高いですが、満足度の低い言葉。自分に対して厳しすぎるのでしょうか。

 

仕事をするにも家族を愛するにも自分を愛するにも、まずは体から。

現代は情報量が多くなってきて、体を置き去りにしている人がとても多いように思えます。

太っていることが悩みなら、その原因をピンポイントで探ってみましょう。

たった3粒のチョコレートが、あなたの限度量を超えさせている原因かもしれない。

けれどその原因を取り除いてみたら、太ってる、痩せなきゃ、食べちゃだめっていうストレスから解放されて、しかも、細見のパンツや素敵なスカートを堂々と着られるとしたら?

 

──ダイエットの迷子になってしまったら、蓮見さんを頼りたいです。とっても心強そう!

 

私はお節介なので(笑)、一人ひとりのデータも些細な変化も人生も、丁寧に見ていきたい!

理想の体型になれない原因は人それぞれですし、効果があらわれるまでの期間もさまざまです。

サロンに来てくれる人とは、人生を一緒に過ごさせてもらっているような感覚になります。

「結婚しました」とか「赤ちゃんが生まれました」とお知らせに来てくれる人もいて、すごく幸せを感じます。

とってもありがたいなと思うんですよ。

 

 

 

 

──蓮水さんにとって「幸せ」とはなんでしょう?

 

幸せに生きるってなんでしょうね。

楽しい、くつろぐ。そういったことが幸せだとするなら、私は旦那さんと健康的に一緒の時間を過ごしていきたいんです。

うちの旦那さん、7歳上なんですけど、私より長生きしそう。

私はストレスできゅ~っとなりやすいけど、旦那さんはそうじゃない。

置いていかれちゃうかも(笑)。

だからこそこれからの人生、お互いが健康でいられる時間を大切にして楽しんでいこう。

そう考えているんですよ。

 

痩せたい。幸せになりたい。もっと人生を謳歌したい。

そう願っている人は、まずは自分の体を見つめ直し、愛することから始めてみませんか?不安を感じても大丈夫。

プロポーションオタクの蓮見さんが、あなたの人生に寄り添いながら、理想の体型づくりをサポートしてくれるでしょう。

 

写真:横山君絵 文:MOC編集部

 

 

 

 

 

ダイエットは、体重よりも体型。我慢や無理のない楽痩せで、人生激変!

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

 

PROFILE

蓮水 カノン

運動生理学、解剖学、心理学などを学び、東京都港区南青山で美容サロン「アジアンビューティースクエア」を経営。

バストアップ、ダイエット、脚ヤセなど女性の美をサポートし続けている美のカリスマ。

わずか8年足らずで3500人以上の体型改善に導いている。

著書も多く
美トイレ毒出しダイエット(メディアファクトリー)
夜 寝る前! なでるだけ☆ダイエット: 1(KADOKAWA / メディアファクトリー)
おっぱい浴&ブラジャー体操で 美バストになる!(メディアファクトリー)
7秒!美脚ポーズで魅せ脚ダイエット: 1(KADOKAWA / メディアファクトリー)
朝7秒 メジャーで測るだけ! 腹ペタ☆ダイエット: 1(KADOKAWA / メディアファクトリー)
一日7秒で腹は凹む(扶桑社)

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